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CRCを目指す臨床工学技士向けの転職アドバイス

臨床工学技士のCRC転職アドバイス

臨床工学技士がCRC(治験コーディネーター)への門戸が開かれたのが2017年に入ってからとなります。
今では大手SMO企業ではほとんどが臨床工学技士も受け入れるようになっておりますが、これまでに募集していた看護師や臨床検査技師、薬剤師と比べると見劣りするケースもよく伺います。
臨床工学技士がCRCを目指すきっかけとして、企業で働きたい、夜勤を無くしたい、そもそも工学技士の求人がないというネガティブな理由から希望されるケースが多いです。

では、臨床工学技士がCRCへ転職するうえで気になる求人状況やお給料、向いている人、向いていない人についてを解説していきます。
これを読めば、CRCへ転職したほうがいいかどうかという悩みが解消されるでしょう。

細かい話はおいておいて、さくっと臨床工学技士からCRCになるうえで、どんな経験が活かせるのか知りたい!という方は、下記のバナーより、マンガでご理解下さい!

マンガでわかる!臨床工学技士からCRCへ!

もくじ

臨床工学技士向けのCRC求人の状況

求人全体の7~8割で応募可能

募集が出ている求人の殆どに応募ができます。 ごく一部で看護師や薬剤師、臨床検査技師と応募資格を絞っている企業がございますが、「応募できないのでは・・」と心配される必要はございません。 現在の臨床工学技士が未経験から挑戦できる求人一覧はこちらから確認ができます。

臨床工学技士経験者に特化した履歴書の書き方を確認しましょう

履歴書で特に大変なのが「志望動機」。
志望動機を書くコツとしましては、CRCに興味を持ったきっかけと工学技士の経験がどう活かせるかということが具体的に書けるかどうかにかかっています。
具体的な志望動機をはじめ、基本的な学歴、経歴の記載方法と併せて、分かり易く説明しています。

臨床工学技士の履歴書における志望動機の書き方

職務経歴書で臨床工学技士経験を存分にアピール!

これまでの業務経験や自己PRなど、応募書類で苦労する方が多い職務経歴書。
特にPRについてはCRCへの応募にあたり、どんなことが高く評価されるかなどをアドバイスします。

臨床工学技士の職務経歴書と自己PRの書き方

CRCへの転職を検討している臨床工学技士から良くある質問(FAQ)

CRCへの転職を検討するにあたり、「どんな経験が活かせるの?」「病院の臨床工学技士とは何か違うの?」という疑問を解消します。

臨床工学技士のよくある質問

臨床工学技士からCRCへ・・メリットとデメリット

メリット

仕事内容

  • 人工透析の経験がある方であれば、透析施設での血液透析患者を対象とした治験の場合、経験してきた知識、医師や各コメディカルの役回りや対応方法、患者対応などで経験が活かせる
  • 自らが携わった新薬が世に出る時など、長期的な視点で社会貢献が出来てやりがいを感じやすい
  • 自己裁量で進めていく仕事の為、スケジュール調整がしやすい

就業環境

  • 夜間対応がない為、体力的な負担が減る

デメリット

仕事内容

  • 臨床工学技士として培ってきた臨床現場に携わることができない
  • 薬の知識をはじめ、常に覚えていかなければならないことが多い
  • 病院内のスタッフや患者さんとの調整のストレスが大きく、精神的に疲れる
  • 症例獲得を追っていくことがあり、症例獲得件数に対するプレッシャーがある

就業環境

  • 担当施設を選べない為、自宅から通いづらい施設を担当することもある
  • 初年度の給与は前職よりも下がる可能性が高い
    (初年度年収:約280~350万円)
  • 定時に退勤できるケースが殆どない為、柔軟に対応する必要がある
    (残業時間:20時間/月)
  • 担当する施設やプロトコールにより、早出などになることもある
  • 書類作成をすることが多いので、事務作業に慣れない間は残業が発生

臨床工学技士からCRCへ転職された方の事例

過去に臨床工学技士として医療機関で働いていた方の事例です。
今後、転職活動を進める上でも実際の事例は非常に参考になりますので是非一度、ご覧ください。

臨床工学技士の転職成功事例

CRCで活かせる臨床工学技士経験と懸念点

  • 透析業務の経験
  • 学会やマニュアル作成の経験
    (懸念点)資料作成やデータ入力などPC業務が非常に多いCRC。
    自己裁量で仕事ができる反面、自己のスケジュール管理の徹底が必要な為、正確性、スピード、効率性が求められます。
  • 医師や看護師との業務経験、患者さんの対応
    (懸念点)CRCとなっても医師や看護師と業務を行うことがあります。
    ただ、病院職員では無く、SMOの社員として接する事になる為、これまでとは「立場」が異なります。
    外部の人間として接されることに慣れない、違和感を覚える方もいます。

CRCへ転職したら年収はどのように変化するか

CRCの年収

医療機関で働く臨床工学技士の場合は準夜勤などで、通常の給与に「時間外手当」が上乗せされているケースがあります。
その為、入社初年度は年収が下がることもあります。CRCは企業によって初年度の年収が異なりますので要チェックです。

大手SMO

EP綜合の初年度の年収

360~380万円

サイトサポート・インスティテュートの初年度の年収

360~380万円

ノイエスの初年度の年収

405~420万円
(エリアにより異なる)

アイロムの初年度の年収

300~340万円

中小SMO

クリニカルサポートの初年度の年収

320~350万円

エシックの初年度の年収

約350万円

CTS、その他中小SMOの初年度の年収

約300万円

臨床工学技士向けの面接対策について

CRCが行う仕事内容の理解や熱意、これまでの経験について明確に分かり易く話せるようにしておく必要があります。
特に仕事内容は「暗記」ではなく「理解」することが大切です。

臨床工学技士の面接対策

気になるCRCの離職率・・元臨床工学技士の人が辞める理由とは?

離職率

15~20%(各社の平均)
※比較:病院勤務の看護師…10%(雇用形態:正職員 出典:公益社団法人日本看護協会)
臨床検査技師のデータが発表されていない為、看護師のデータと比較しました。
看護師と同じ「病院に勤務する方」と考えて比較するとCRCは離職率が高いお仕事です。

なぜ退職するのか?

  • 「病院の職員から外部の人として見られるのが辛い」
  • 「目標数の被験者を集めないといけないなど医師や会社からのプレッシャーに耐えられない」
  • 「書類作成業務が多すぎて慣れない」
    →CRCの仕事の性質、立場から辛いと感じる方も多いようです。
  • 「臨床工学技士として病院、クリニックで働きたい」
    →CRCは「臨床工学技士だから出来る」という仕事ではありません。
    新薬開発という全く異なる分野の仕事になりますので、前の仕事に戻りたいと感じる方もいます。

CRCの離職率

CRCを目指す臨床工学技士への転職アドバイス

ここ数年で高まってきた臨床工学技士の需要

かつては未経験からCRCを目指す方として、応募を受け付けていたのは看護師、薬剤師、臨床検査技師。
ただ、SMOとしては幅広い試験に対応できるCRCを育てていきたいという意向があり、臨床工学技士も対象となりました。

対人能力は必須

CRCは医師や被験者、臨床開発モニターなど関わる方々が多岐にわたります。
SMOの一社員として、契約先の医療機関に出向いて仕事をする為、先方から良い印象を持ってもらえるような対応、関係性の構築が必要です。
医療機器管理、透析管理、手術室、ICU室など、一見「機械のお仕事なのでは・・」と思われがちな臨床工学技士。
CRCで求められる対人能力は面接でしっかりアピールしていく必要があります。

CRCに向いている方

臨床工学技士がCRCへ転職するにあたり、次のような考えや性格をお持ちの方であれば、CRCとしても活躍できる可能性は高いでしょう。

  • 社交的であり人と接する事が好きな方やその性格を活かしたいと考えている方
  • 新薬の開発に携わりたいと考えている方
  • 社会貢献度の高い仕事がしたいと考えている方
  • 高い目標を掲げ、目標を達成する意欲が強い方
  • 医療人としてのホスピタリティだけでなく、仕事をビジネスとして捉えられる方

本格的にCRCへ転職活動を始めたい場合はもちろんのこと、本当に向いていないかどうかを客観的かつ具体的にアドバイスが欲しい場合は弊社の転職支援サービスにお申込みください。
CRCの転職支援実績豊富なコンサルタントが的確なアドバイスをしますので、ひとりで考えるより早く不安は解消されますよ。

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