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CRCになりたい!初めてCRCを目指している方向けの面接対策

CRCになりたい!初めてCRCを目指している方向けの面接対策

CRC(治験コーディネーター)の選考では、書類選考通過後に面接が待っています。一般の医療機関施設と違い、企業ではビジネスマナー、立ち振る舞いから、志望動機や転職理由などをしっかりと確認します。

面接前に基本的なビジネスマナーを再確認し、想定質問に対する回答を考えておきましょう。

もくじ

面接時の服装について

面接時の服装・身だしなみにおける注意点についてです。中には就職活動以来のスーツ着用になると思いますので、事前に準備しておきましょう。

女性の服装注意点について

まず女性の服装における注意点です。基本的にはリクルートスーツもしくはスーツが基本です。

必ずリクルートスーツである必要はありませんが、スーツの色はダーク系が無難です。

久しぶりにスーツを出したら、サイズが合わず、ぶかぶかもしくはパツパツということもありますので、応募する前にスーツのサイズ確認をしておくことをおすすめします。

ジャケットに合わせるシャツやブラウスの色は白や淡い色のものが望ましいです。

CRCは清潔感のある印象を与えたほうが良いため、派手な柄ものは避けましょう。

夏の暑い季節では、移動時はジャケット無しでもOKですが、面接時はジャケット着用してください。

冬の寒い季節も同じく、移動時はコートを着てもOKですが、面接時には脱いでください。(脱ぐ適切なタイミングは後ほど説明します)

靴は黒もしくはスーツの色に合ったベージュやグレー系のローヒールが良いでしょう。

ハイヒールやピンヒール、ブーツは、初対面のビジネス用ではないため、避けた方が無難です。こちらもサイズがあったものを履きましょう。

カバンも黒色のものがベストです。ブランドが一目で分かるものや、全体に柄が入ったものは派手な印象を与えるため、避けましょう。

カバンの大きさですが、提出用の履歴書と職務経歴書が折れない大きさにしましょう。面接の場で資料をいただくこともありますのでA4サイズの書類が入るものにしましょう。

男性の服装注意点について

続いて男性の服装注意点です。男性はダーク系のスーツに白のYシャツ、無地のネクタイが無難です。

派手なネクタイは避けましょう。サイズが合っていて、皺・汚れのないかよく確認してください。

靴はシンプルな黒のビジネスシューズがオススメです。

靴下は必ず黒や紺などのダーク系の色にしましょう。白色の靴下はNGです。

カバンはビジネスバックで訪問しましょう。リュックサックは厳禁です。

男女共通の服装注意点について

最後に共通して意識して欲しいことは、清潔感です。

CRCは語弊を恐れず申し上げますとサービス業ですので、清潔感は絶対必須です。

どんなに面接応対が良くても清潔感が無ければ、お見送りとなる可能性が非常に高くなります。

「たかが1度の面接のためにそこまでするのは面倒だな…」と思うかもしれませんが、その1度で選考結果が決まり、今後のキャリアが変わります。いずれもそれほど難しいことではないと思いますので、面接前の準備として服装・身だしなみは整えておきましょう。

CRCの面接時に求められる基本マナー

自己紹介について

大体のSMOでは最初に「自己紹介をしてください」と言われます。

過去に面接を経験されていればどう答えたらよいかお分かりかと思いますが、初めての転職活動・面接時は意外とこの質問に上手く答えられないことが多く見受けられます。

新卒の就職活動であれば名前と出身学校を名乗って終わりだと思いますが、残念ながら中途の転職活動の際はこれだけでは足りません。

中途ということは職歴があるはずですので、プラスアルファあなたの社会人としての経歴を要約しお伝えしてください。

稀に学生時代のサークル・ゼミのお話までされる方がいますが、それは話しすぎです。話す内容については、以下の4点を押さえて、自己紹介をしましょう。

  • 最終学歴からのここまでの職務経歴
  • そこで経験したこと(簡潔に)
  • CRCへの転職動機について(簡潔に)
  • 挨拶(最初、最後どちらでもOK)

上記のご説明をするときの注意点ですが、複数回の転職をしているときは、医療機関毎に説明をするのではなく、まとめて、どのようなご経験をしてきたかをご説明するとスムーズです。

また複数回転職をしている際は、自己紹介で無理にすべての退職理由の説明は必要ありません。

後ほど別の質問で過去の転職理由を聞かれます。

「本日は宜しくお願い致します。」という挨拶も、最初もしくは最後に必ず入れましょう。

自己紹介における所要時間は、時間の指定がなければ、おおよそ60~90秒程度で十分です。

普通の速度で1分間で話せる文字数は400文字程度と言われている為、回答を書き出し、400~600文字程度にまとめておきましょう。

SMOの中では自己紹介プラス長所・短所、転職理由をお願いします、と指定されることがあります。その時は、質問内容に合わせて回答しましょう。

返答例

氏名・挨拶

意外と忘れがちなお名前。フルネームでお伝えしましょう。

語尾についても要注意。きちんと敬語を使うようにすると良いです。

挨拶は自己紹介を言い終わってからでもOKです。

例:「●●と申します。本日は宜しくお願い致します。

これまでの経歴

最終学歴である学校を卒業後、これまで就業されてきたお勤め先、また業務内容をお話ししていきます。

ここでは、あくまでも概要をお話しし、あまり詳細を長く話し過ぎないようにすることがポイントです。

例:「大学卒業後、●●病院にて5年程、勤務しております。
担当業務としては、超音波検査や心電図などの生理機能検査、検体検査全般、採血に従事しております。

CRCの志望動機

この項目もあくまでも「概要」をお話しすることを心がけましょう。後の質問で「CRCを志望した理由を教えてください」と改めて聞いてくる企業が多いからです。

例:「現在の病院で関わっている患者様が、治療方法がなく病状が悪化したことをきっかけに、薬の重要さを再認識いたしました。
今後は臨床検査技師としてではなく、今までの経験を活かしながら未来の患者様に貢献できる新薬開発に携わりたいと考え、CRCを目指し転職活動中です。

CRCをなぜ志望しているか

これは未経験からCRCを目指す人であれば、100%聞かれます。

この質問の回答内容で合否が分かれるほど、重要な質問ですので、しっかりと回答を準備してください。

この質問を準備するにあたって、必ず盛り込みたい項目は以下の通りです。

  • 治験業界に興味をもった理由
  • CRCに興味をもった理由
  • 前職の経験からCRCで活かせるスキル、経験について
  • CRCになってからの展望

上記の項目をすべて盛り込んでいれば、かなり完成度の高いCRCの志望動機となります。それぞれの項目について詳しく説明します。

治験業界に興味をもった理由

CRCに興味を持っていれば、おのずとその前に新薬開発に必要不可欠な治験や治験業界に興味を持っていると思います。その理由からまず説明しましょう。

CRCに興味をもった理由

治験業界の職種の中でも、CRCに興味を持った理由を説明しましょう。

  • 夜勤がない
  • 土日が休みである
  • 仕事と家庭が両立しやすい

よくこのような理由を挙げる方がいますが、これはCRCに興味を持った理由ではなく、CRCの“待遇面”に興味を持った理由です。

面接官が聞きたいのは「CRCという職種・仕事・役割に興味を持った理由」ですので、待遇面以外の興味を持った理由を説明しましょう。

企業によっては、CRCに興味を持った理由から、CRCの仕事理解度合いを見極めることがあります。

CRCの仕事内容をよく理解した上で、具体的にどこに興味を持ったのか、ここまで落とし込むと良いでしょう。

前職の経験からCRCへ活かせるスキル、経験について

これは個人の保有資格や経験によって変わります。前職の経験が、CRCでどう役立つか判断するには、自己分析とCRCの仕事内容の理解が必要です。

看護師や准看護師の場合であれば、看護業務が被験者対応に役立ちます。また医師や他スタッフとのやりとりも多い職種ですので、CRCでの調整業務でも役立ちます。

臨床検査技師の場合ですと、各種検査に精通しているため、検査へのアテンドだけでなく、検査結果に応じて迅速な対応ができ、大いに役立ちます。

薬剤師やMRは、薬の知識や疑義照会経験、医師に対する営業経験が役立ちます。

管理栄養士であれば、患者様に対する栄養指導経験が、被験者対応で役立ちます。NSTでチーム医療の経験があれば、CRCでの調整業務にも役立つでしょう。

参考までに大学卒業後、病院で生理機能検査と検体検査に従事している臨床検査技師を例に挙げて、CRCの志望動機をご紹介します。

CRCを志望した理由の結論

志望動機は、少々お話しする内容が多い為、まずは結論部分から伝えると簡潔で分かり易いです。

また、ここでは自己紹介の最後にお話しした「CRCの志望動機」を重複してもOKです。

例:「現在の病院で関わっていた患者さんが薬に困っていたことを目の当たりにし、薬の重要性と新薬の開発業務に携わりたいと考えた為、CRCを志望しました。

CRCの志望動機(病院で就業経験のある臨床検査技師の場合)

例:「現在の病院にて、臨床検査技師として勤務する中で、薬によって回復する患者様や、逆にまったく効果がなく回復しない患者様を目の当たりにし、治療における薬の重要性を感じるとともに、新薬開発に興味を持ち、治験を知りました。(治験に興味を持った理由)
薬に関連する仕事のため、臨床検査技師が貢献できることは少ないかと思いましたが、調べていくうちにCRCを知りました。CRCは、新薬開発に一端を担い、臨床検査技師で培った検査の知識・経験や患者様対応の経験が、治験の被験者対応にも役立つとわかり、挑戦してみたいと思い、志望いたしました。(CRCに興味を持った理由)
また医師からの検査依頼や問い合わせは随時対応してきましたので、治験責任医師との業務やサポートは問題なく行えると考えております。学会発表やマニュアル作成において、PCを頻繁に使用しておりましたので同意文書作成補助や各種報告書の作成もスムーズに実施できます。(前職の経験からCRCで活かせるスキル、経験)
CRCになれた際にはこれらの経験をフルに活かしたいと考えております。(CRCになった後の展望)

あくまで例ですので、丸暗記をしてのご利用はお控えください。

治験とはどのようなものですか

CRCを目指すにあたり、最低でも治験については理解しておく必要があります。

「わからないことでも自分で積極的に調べることができるか」「内容を理解し、他人に説明ができるレベルに至っているか」を確認するために質問してきます。

治験とは医薬品・医療機器の使用を国に承認してもらうため、必要なデータを揃える治療を兼ねた試験のことです。

具体的には、製薬会社・メーカーが発見した薬のもとや医療機器などを健康な人や実際の患者様に使用してもらい、効果や効能、有効性や安全性のデータを収集し、厚生労働省に提出し承認を得るための試験です。

既にご存じかと思いますが、新薬や医療機器は製品を開発したらすぐに販売することができません。

必ず治験を実施しなければなりません。CRCを目指すのであれば、治験については、最低限この程度は理解して面接に臨みましょう。

さらに詳しく説明すると、治験には大きく分けて3段階あります。第Ⅰ相、第Ⅱ王、第Ⅲ相とあり、それぞれ対象となる被験者と目的が異なります。

第Ⅰ相試験では、主に少人数の健康な男性を対象として薬の候補物質を投与し、安全性について調べます。

余談ですが、この第Ⅰ相では、24時間モニタリングの入院対応が多く平日だけではなく、土日に行われることもあります。

そのため、第1相試験を担当する際は、土日も出勤となる可能性があります。(第Ⅰ相は治験専門医療機関で実施することが多いため、SMOではあまり受託しません)

続いて、第Ⅱ相試験では薬の対象となる小人数の患者様を対象とした試験です。試験にもよりますが、全国で大体200~300名程度にご参加いただきます。

この試験では、有効性・安全性・適切な用法用量などを確認していきます。この試験をクリアしたら、最後に第Ⅲ相試験となります。

第Ⅲ相試験は、第Ⅱ相試験より対象となる患者様を増やして、試験を行います。基本的には、何千人単位で試験を行い、個人差や長期服用の有効性や安全性を確認致します。

第Ⅲ相も終わり、有効性や安全性のデータが揃ったら、厚生労働省に提出し、治験が終了となります。

ちなみにこの第Ⅲ相が終わり、無事に新薬が市販されても、市販後調査という第Ⅳ相試験があります。市販後、重篤な副作用など安全性を確認する試験となります。

少し話が脱線しましたが、上記のような治験の流れを含めた治験についての説明ができると高評価につながりますので、説明できるよう整理しておきましょう。

CRCの業務内容についての説明

CRCの業務内容をどの位理解しているか、理解度を推し量る質問項目です。ここでは、わかりやすく具体的に説明するのが重要です。まずは抽象的なCRCの役割から、その後治験の段階にわけて具体的な業務内容を説明するとわかりやすいです。

CRCの役割について

例:「CRCは、治験実施医療機関にて、GCPに従い、医療行為以外の業務を担うことで治験をスムーズに進める仕事だと把握しております。

治験の段階における説明

【治験準備段階】

例「依頼者である製薬会社が実施する勉強会に参加し、プロトコールの理解を深めます。
その後、治験実施医療機関でのスタートアップミーティングに参加し、院内調整を行います。
治験薬や検査キットの準備や、書類の作成補助も行います。

【治験開始】

例「被験者のスクリーニングを行います。
スクリーニングの方法は医療機関によって異なると思いますが主に3つあり、実施医療機関のカルテから探す方法や、インターネット・広告、また医師からの紹介で被験者を募ります。
その後、治験に参加される患者様へ治験の同意説明補助を行います。これがCRCのメイン業務の1つだと思っています。

【治験実施中~終了まで】

例「被験者の来院スケジュールや服薬状況を管理します。また、心理的なサポートとして不安な被験者の気持ちを汲み取り、サポートをすることも仕事の1つだと思っております。
同時に、治験責任医師の症例報告書の作成補助やEDCへのデータ入力も実施します。その他、有害事象の一次対応やSDV対応、治験終了に伴う終了報告書の作成補助を行うものだと思います。

各SMOに対する志望動機

未経験からCRCへ転職する際は、SMOに転職するケースのほうが圧倒的に多いです。各社、それぞれ特徴があるものの、なかなか差別化してご説明するのも難しいと思いますが、企業が知りたいのは「なぜ他の企業ではなく、うちが良いのか」です。「御社の特徴を理解した上で、私は応募しているんです」と伝わるよう、まずは応募先の企業の特徴を捉えましょう。各SMOの企業特徴におきましては、以下のURLをご確認ください。

SMO業界ランキング

志望動機に「研修が充実しているので」という人がいますが、ただ研修制度が充実しているだけですと、志望動機として少し弱いです。どういう研修をやっているのかまで調べ、「こういう研修をやっているので未経験からチャレンジする自分には最適の環境だと思った」など、具体的な研修内容を挙げた後に、それが自分にはマッチしている、なので志望した、という流れにしましょう。

その他にも企業の特徴は色々あります。例えば、株式会社EP綜合やシミックヘルスケア・インスティテュート株式会社といった業界大手は、中小のSMOに比べると幅広い疾患の治験に携わることができます。株式会社アイロムであれば、グループ内に治験専門病院を持っていたり、再生医療にも注力しています。

このように他SMOを比較したうえで、興味を持たれた特徴を参考にすると良いでしょう。

株式会社EP綜合を例にした志望動機例

例:「御社(口語調で記載しています)は、治験受託実績及び提携医療機関が業界でも一番ということから、幅広い領域の試験を経験できる環境かと思います。
未経験からCRCを目指す自分には、最適な環境だと思い、志望しました。
具体的には、治験受託領域として、難易度が高いと言われているオンコロジー領域をはじめ、生活習慣病、整形、脳疾患など幅広い実績があると把握しております。
また、提携施設数は全国で6300以上ということで、未経験からCRCの経験を積むにあたり、様々な特徴を持つ医療機関で、様々な治験に携われることを魅力に感じております。
さらに、研修制度として入社時には基礎的な業務知識として座学やOJT研修のカリキュラムが組まれていることと、オンコロジー領域や業界の動向を把握できるような講座が実施されていること、自己学習としていつでも受講することができるe-learning制度があることは、御社の強みだと考えております。
以上が、今回私が御社を志望した理由です。

退職理由

すでに退職し、転職活動をしている場合や、過去に退職経験がある人は必ず聞かれます。

よく転職理由と間違える人がいますが、転職理由と退職理由は異なりますので、お気を付けください。

退職理由は人により様々ですが、退職理由を説明するときに気を付けたいポイントは3点ほどございます。

  • 余計なことは話さない
  • ネガティブな理由にしない
  • 人間関係による退職とは言わない

裏を返せば、シンプルに前向きな理由で、キャリアチェンジをなぜ希望しているかを説明できればよろしいかと思います。しかし嘘はNGです。

面接時の長所説明について

定番の質問です。大体の確率でご自身の長所について聞かれます。

言い方を変えて、ご自身の強みであったり、ご自身をアピールしてくださいと質問が来る可能性もありますが、長所についてまとめておけば対応ができると思います。質問に対しては、仕事をする上での役立つことを前提として、挙げましょう。

  • 真面目
  • 忍耐力がある
  • 対応が丁寧で正確
  • 体力に自信がある
  • 協調性を重んじる
  • 好奇心旺盛

挙げればきりがないのですが、よく聞く一例として挙げてみました。

「自分の長所がわからない!」という人は職場の上司や同僚にご自身の評価を聞いてみるとよいでしょう。聞きづらい人は弊社で性格検査も実施していますので、ご相談ください。

あと長所を説明するときには、長所が高じて実際に起きた仕事上の成功エピソードも併せて、説明するようにしましょう。

例えばですが、長所が「相手の立場になって物事が考えられる」であれば、職場の同僚や上司、後輩をフォローするため相手の立場を考えて先回りしてサポートして、仕事がスムーズに進んだ、などですね。

ちなみに長所を聞く質問の意図は、「ご自身のことを客観的に理解しているかどうか」を確認するためです。

短所について

長所とセットで聞かれることが多いです。自分の欠点を相手に説明するのは勇気がいりますし、リスクもありますが、先に申し上げた通り「自分を客観的に捉えられているか」を確認する意図がありますので、しっかりと準備しておきましょう。

短所は言い換えますと、ご自身の仕事上における課題や弱みです。

短所や弱みのない人はいません。必ずどこかに課題や足りない部分というところはあります。大事なのはそれを自覚した上で改善するためにどうしているか、です。

なので、短所を説明する時はどう改善を試みているかセットで説明しましょう。

例えばですが、1人で色々抱えてしまうという短所であれば、「自覚をしているため、仕事はチームでやるものだと意識し悩みや困ったことはすぐ相談するよう心掛けています。」という感じですかね。

注意してほしいのは2点です。

1点目は長所と繋げてうやむやにしないこと。長所を裏返せば短所になりますが、ここを繋げてしまうと聞き手としては「結局長所は?短所は?」と疑問に思います。必ず長所と短所は切り離して説明しましょう。

2点目は、CRCをやる上で致命的な短所は言わないこと。例えば、人見知り、交渉事が苦手、臨機応変な対応ができない、などです。どんなに改善策を挙げても、CRCをやる上で必須の能力が無ければ「向いてないですね」で終了してしまいます。

短所の説明の仕方は弊社のキャリアコンサルタントが適宜、ご相談を承ります。不安がございましたら是非、ご相談ください。

動画でも解説!

現職で大変だったことは何か

大変だったことを聞かれた時は、それをどのように乗り越えたかも併せてお話ししましょう。むしろ「どのように工夫し、考えて乗り越えたか」のほうが大切です。

・例:「現職の病院に来院されている患者様から、検査の待ち時間が長いということでご指摘を受けたことが多々ありました。
確かに病院の規模が大きいということから、午前には多数の患者様が来院されて、職員である私自身も、長い時間お待たせしているという認識がありました。
そこで、検査科内の業務担当の割り振りに問題があると考え、これまで1つの検査に固定制にしていたものを、臨機応変に他の検査も対応するように提案しました。
もちろん最初は反感も多く、スムーズにいかずむしろ時間がかかり大変でしたが、慣れてきたことでこれまでは1人あたり20分程お待ちいただいていたのが約半分の待ち時間に短縮できるようになりました。今後も、業務を行いながら疑問に感じたことは随時、改善案を提案していきたいと考えております。

CRCに求められる素養について

CRCに求められる素養についてですが、ここでは資格や経験以外の素養をお話します。企業によって求める素養は多少異なりますが、共通して以下2点は必須です。

  • ビジネスマナーのある方
  • コミュニケーション能力のある方

それでは、それぞれの項目について解説します。

ビジネスマナー

CRCは医療系の職種ですが、それ以前に会社員です。(SMOのCRCの場合)社内・社外の対人業務も多く、会社員として働く最低限のビジネスマナーが必須です。そもそもビジネスマナーとは仕事におけるマナーの総称です。具体的には、挨拶などの言葉使いをはじめ、仕事上の立ち振る舞い、名刺の受け取り方などが挙げられます。

ビジネスマナーを求められる理由として、お客様はもちろんのこと、一緒に仕事をする方々を不愉快にさせずに、スムーズに仕事を行うためです。CRCの場合、医師や製薬会社担当の方がお客様となりますので、その方たちからクレームをいただかないための最低限のマナーだとご理解ください。

面接の際、確認されるビジネスマナーは挨拶・立ち振る舞い・敬語の使い方の3点です。挨拶は企業に訪問した際、面接官が入室した際、面接終了の際に行います。立ち振る舞いは簡単に言えば動きですね。敬語の使い方は、ビジネスに適した正しい言葉使いができているかどうかです。

正しい敬語を覚えるのはなかなか難しく、すぐに覚えられるものではありません。常日頃から言葉遣いには気を付けて、わからないものは勉強しましょう。基本的なビジネスマナーについてはこちらでまとめていますので、ご参考ください。

CRCの面接時に求められる基本マナー

コミュニケーション能力

コミュニケーションとは「気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。」です。その能力なので、言葉などを通じて相手に伝える能力です。これだけだと、誰でもできるのでは…?と思われますよね。

しかし“通じ合う”のは意外と難しいのです。CRCは対人業務が多く、色々な人とコミュニケーションをたくさんとります。そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。

面接でコミュニケーション能力が不足していると判断される人の特徴をまとめましたので、下記に気を付けてください。

  • 会話がかみ合わない
  • 質問に対する回答がずれている
  • 目線が合わない
  • 笑顔がなく、表情がぎこちない
  • 棒読みで抑揚が無い

普段は上記にあてはまらなくても、面接という緊張感のある場面で、初対面の人と話すと意外と「質問に対する回答がずれている」「目線が合わない」ことがあります。

「質問に対する回答がずれている」というの致命的で、マイナスの評価につながりやすいです。また「目線が合わない」状態ではどんなに話す内容がよくても良い印象につながりにくいです。

コミュニケーション能力は、自分では気づけない能力でもありますので、第三者に評価してもらうのもおすすめです。第三者から見ても「コミュニケーション能力が高い」と評価されれば、CRCの素養はあると思って大丈夫です。

面接で評価される3つのポイント

これまでに弊社の転職サポートを通じて100名以上の方がCRCへのご転職に成功されいます。その方々が内定を頂けた評価ポイントや、企業からのフィードバックから、共通点をまとめました。

  • CRCになりたいという熱意が感じられた
  • 治験・CRCについてよく勉強され、理解していた
  • 雰囲気が穏やかで親しみやすい
  • 医師とのコミュニケーションも安心してお任せできると感じた

それぞれについて、詳しく解説致します。

CRCになりたいという熱意が感じられた

当たり前なのですが、やはり選考の合否は職種に対する熱意や意欲が感じられるかどうかで決まります。

ただ「頑張ります!」「やる気があります!」と伝えれば良いというものではありません。

なぜ数ある職種の中でCRCを志望したのかという理由を、面接官が聞いて納得する説明をする必要があります。

人によって、CRCになりたい理由はさまざまだと思いますが、以下2点は最低でも押さえましょう。

  • CRCの仕事や役割を詳しく理解した上でこれがやりたいと伝える
  • CRCに興味を持ち、挑戦したいと思った経緯を詳しく掘り下げる

ちなみに「夜勤がないから」とか「土日休みだから」といった待遇面で志望したことを伝えても、熱意は伝わりません。

当たり前ですよね。その2つの理由であれば「別にCRCじゃなくてもいいですね」と言われて終了です。仕事内容や役割から興味を持ったと説明すると意欲が伝わりやすいです。

治験・CRCについてよく勉強され、理解していた

これは内定をいただく方のフィードバックにほぼ100%書いてあります。

やはり自分が今から未経験で挑戦する仕事について、勉強し、理解をしていないと内定はもらえません。

治験・CRCについて理解して初めてスタートラインに立てると言っても過言ではありません。

雰囲気が穏やかで親しみやすい

SMOによって求める人物像が異なるため、必ずしもこの内容ではないのですが人柄に関するフィードバックは多いです。

この他にも「落ち着いていて真面目な印象」「明るく、困難な状況でもあきらめずにチャレンジできる」「積極性、バイタリティが高い」などの評価がありました。

このいずれかに当てはまれば内定をいただけることが多いです。

医師とのコミュニケーションも安心してお任せできると感じた

「CRCとして医師とスムーズにコミュニケーションが取れるか」

最終的にはここに着地します。臨床現場で働く皆さんはよくお分かりかと思いますが、医師の中には癖のある方もいます。

そんな医師と、おおげさに言えばマンツーマンで仕事を進めていきますので、医師の一言にすぐ反論したり、立場をわきまえない発言をしてしまいそうな人は良い結果をいただけません。

波風を立てずに、しかし仕事はルールに従って進めるようやんわりと導ける、そんな人が好まれ、内定をいただいています。

面接でよくあるお見送り理由

内定をいただける人もいれば、お見送りとなる人もいます。むしろ割合としては後者が多いです。

転職回数少なめ、早期退職無し、臨床経験3年以上な優秀な人で3社応募し1社内定、何か懸念点があれば5社応募し1社内定、という難易度です。

そこでお見送りになった理由をまとめました。

  • コミュニケーション能力不足
  • 志望動機が不明瞭
  • 転職理由、退職理由が不明瞭
  • 過去の退職理由に一貫性や納得できる根拠がない
  • 希望する就業条件とCRCがマッチしていない
  • 人柄が向いてない
  • 清潔感や身だしなみに不安を感じた
  • ビジネスマナー不足
  • やる気が感じられない

「あ、自分これに当てはまりそう…」と思った方は、出来る限り対策をして面接に臨みましょう。

転職サポート事例を交えた具体例におきましては、次のページをご参考ください。

面接における心構えと不採用の理由

面接対策に関するご相談

一人での面接対策はできることに限りがあります。想定質問に対する回答を事前に考えても、その内容がどうしても主観的な内容になり、退職理由や志望理由が不明瞭と判断され、面接でお見送りとなるケースも多々ございます。

そこで、プロに面接対策をしてもらうのはどうでしょうか。

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