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看護師がCRCへ転職するためのアドバイス

看護師・准看護師からCRC(CRC)に転職する際のアドバイス

CRCへ転職するメリットとデメリット

看護師がCRCへ転職したときのメリット

  • 夜勤がない
  • 土日に休みやすい ※完全土日休みではありません
  • スケジュール調整しやすい
  • 看護業務をやらなくて良い(医療的な責任が減る)
  • 社会人としてスキルアップできる
  • 広く浅くさまざまな疾患や薬について知ることができ、最先端の医療に関われる
  • 医療機関外の人と関わり広い視野を持って仕事ができる
  • 数字で実績が出るため、やりがいを感じながら仕事ができる

看護師がCRCへ転職したときのデメリット

  • 給与が下がる ※未経験者の初年度平均年収350~400万円
  • 看護業務ができない(看護師のキャリアがブランクになる)
  • 通勤時間が長くなる、移動が増える
  • PC業務、事務処理など今までやったことのない仕事を1から覚えないといけない
  • 医師、医療機関スタッフ、被験者、CRA、依頼者と関わる人が増える分、板挟みになりストレスが増える
  • 足りない医療知識を勉強しないといけない

CRCで活かせる看護師経験と懸念点

CRCになれば、医療行為はできなくなりますが、看護師の経験は、CRCで大きく役立ちます。

CRCで活かせる看護師経験

  • 患者様の対応経験
  • リーダー経験
  • 接遇能力
  • カルテ判読経験
  • 医療知識
  • 医療機関での立ち回り経験

SMOとしても上記経験を活かしてほしいと期待をしています。
「看護師をやっていたけど、この経験が無い…」という時は要注意です。
一方で看護師だから懸念される点もあります。

看護師だから懸念される点

  • 職歴が多いことから、1つのところで長く働けないのではないか(早期退職の懸念)
  • やっぱり臨床に戻りたい、とならないか(早期退職の懸念)
  • PC業務ができるか
  • 給与面で不満が出ないか
  • ビジネスマナーが身についているか

看護師はハードな労働環境と、どの医療機関でも人手不足ということもあり、転職はしやすく職歴が多くなりがちです。

そのため、職歴だけを見ると1つのところで長く勤められない=早期退職の懸念が残ります。

皆さんそれぞれ理由があって転職をしていると思いますので、その懸念を払拭できるかで選考通過率が変わってきます。

また看護師はコメディカルの中でも給与水準が高いため、CRCへ転職をすると年収が下がることが多いです。

「本当に年収を50万、100万下げてまでCRCになりたいのかな…?」と懸念されやすいので、年収が下がっても問題ない具体的な根拠を説明する必要があります。

看護師が大手SMOへ転職した際の平均年収

看護師が大手SMOへ転職した際の平均年収についてです。

この表は、CRCJOB経由で実際に転職した看護師の年収を参考にしています。

各SMOの募集状況は日々変わっており、また、マネジメント経験や応募エリア、選考での評価によって年収は変動しますので、参考程度にしていただき、実際に年収は内定通知書でご確認ください。

SMO企業別/CRCの平均月収と年収
SMO 平均月収 平均年収
EP綜合 月収23~25万円 年収350~400万円(+別途残業代全額支給)
シミックヘルスケア・インスティテュート 月収24~27万円 年収360~400万円(20時間/月のみなし残業代込み)
ノイエス 月収35~40万円 年収350~450万円(30時間/月のみなし残業代込み)
アイロム 月収22~25万円 ※1 年収300~350万円(+別途残業代全額支給)
その他中堅SMO企業 月収20~25万円 年収300~360万円

※1 契約社員スタート

パッと見、平均年収の上限が一番高いのはノイエスですが、EP綜合は平均年収+別途残業代が全額支給されます。

毎月20時間残業をすれば年間45万~50万程度プラスになりますので、ノイエスにも劣らない年収になります。

EP綜合、シミックヘルスケア・インスティテュート、はそこまで年収に大きな差は出ませんので、別途残業代全額支給が良ければEP綜合、20時間/月のみなし残業代込みが良ければシミックヘルスケア・インスティテュートを選ぶと良いですね。

やっぱり気になる!CRCの離職率は?

CRCの離職率ですが、10~20%を推移しているようです。厚生労働省の「雇用動向調査」によると、職種を限定せず、日本全体の平成28年までの過去10年間の数値を平均すると、離職率は15.12%となっています。

公益社団法人日本看護協会の発表によりますと、正規雇用看護職員の離職率は10.7%、既卒採用者の離職率は 17.7%となっています。

全体的には平均的な離職率ですが、看護師の離職率と比べると若干離職率が高い職種と言えます。

看護師からCRCに転職した人の退職理由で多いのは、「給与が安い」「臨床現場に戻りたい」「仕事内容が向かない」です。

こういった理由で退職する人が多いため、自然と看護師の懸念点に繋がり、選考でも重点的にチェックされることになります。

CRCの離職率についての詳細は次のページで解説しておりますので、お時間がある人はぜひ確認ください。

CRCの離職率

もう悩まない!看護師向け!CRCになるためのの履歴書の書き方

CRCを雇用するSMOに応募するには履歴書が必須となります。

企業は履歴書の内容、出来栄えも選考対象ですので、手を抜かず、きちんと作成しましょう。

履歴書を作成する時、一番悩むのが志望動機の欄ではないでしょうか。そこで、志望動機をはじめ、履歴書を書くポイントを下記URLでまとまています。これを読めば、書類選考が通過しやすい履歴書が作成できますよ。

看護師の履歴書の書き方

これで解決!看護師向け!CRCになるための職務経歴書の書き方

書類選考では履歴書だけではなく、職務経歴書も必要になります。

職務経歴書は、大きく分けると職歴の概要、職歴の詳細、活かせる経験・所持資格、自己PRの4つを書く書類です。普段やっている業務を具体的にまとめたり、件数を記載したり、自己PRを考えるのは難しく、手が止まりやすい箇所になります。

そこで、見本もまじえ、職務経歴書の書き方を下記URLで詳しく解説しております。これを読めば、職務経歴書の作成の悩みが解決します。

看護師の職務経歴書の書き方

面接対策について

未経験からCRCへ転職をする際、看護師は他のコメディカルより有利ではありますが、面接対策をしなくても良いわけではありません。

むしろ、面接対策は必ずしておいたほうが良いでしょう。

面接対策は、身だしなみから面接時の受け答えまで幅広く、自分だけでは対策の限界があります。

面接時の想定質問では試すような質問も多く、回答のコツもあります。詳しくは下記をご参照ください。

CRCへの転職するうえでの面接対策

看護師からCRCへの転職成功事例

看護師がCRCへの転職に成功した事例のご紹介です。

なぜ看護師からCRCへ転職しようと思ったのか、どうやって転職活動を進めたのか、どんな対策をしてCRCへ転職を成功させたのか、弊社がどのようなサポートを行ったのか等、詳しく書いていますのでご参考ください。

看護師からCRCへの転職成功事例

よくある質問(FAQ)

看護師からCRCに転職を考えている人からよくある質問をまとめました。

給料や休日、残業などの労働条件の質問から、CRC特有の働き方なども回答しております。

CRCの仕事理解にもつながりますので、ぜひご確認ください。

看護師からCRCに転職を考えている人からよくある質問(FAQ)

看護師向けのCRC求人情報

各SMOの求人情報についてお伝えします。

看護師経験が優遇されていることもあり、看護師であれば、未経験からCRCを募集している求人ほとんどすべてに応募することができます。

しかし、1点注意が必要です。それは“転職回数”と“直近の勤続年数”です。どんなに看護師経験が豊富でも、転職回数が多く、直近で早期退職が続いていると、長期就業が難しい人材と判断され、即お見送りになる可能性が高くなります。

許容範囲内の“転職回数”と“直近の勤続年数”は下記の通りです。

転職回数

  • 20代前半:1回程度まで
  • 20代後半:2回程度まで
  • 30代前半:3回程度まで

直近の勤続年数

  • 最低でも2年

求人票の応募条件に記載していないSMOも多いですが、それは“書くまでもない当たり前のこと”と認識しているためです。ここが医療機関と企業の認識の大きな差ですね。

上記よりも転職回数が多かったり、直近の勤続年数が短くても、理由次第では交渉の余地があります。そういった交渉はCRCJOBのキャリアコンサルタントが行いますので、まずはご相談ください。

看護師の方向けCRC求人

2022年4月から転職をするには

2022年4月に転職を希望される場合の転職活動スケジュールを解説いたします。

中途採用は基本的に内定後3ヶ月以内に転職できる人が対象となりますが、4月入社の選考のみ例外です。4月入社の求人は例年前年の9月以降から求人が出始め、応募を受け付けます。そのため、遅くても9月までに応募準備を整えておく必要があります。

詳しいスケジュールや応募準備については下記をご確認ください。

2022年4月から転職をするには

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