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治験業界未経験の方がCRCになるには?方法と実情を徹底解説!

治験業界未経験の方がCRCになるには?方法と実情を徹底解説!

治験業界未経験だけどCRC(治験コーディネーター)に転職したい!もしくは興味がある!という社会人経験のある方を対象に、治験業界未経験からCRCになる(以下、未経験CRC)方法・実情を詳しく解説致します。

読み進めるにあたり、CRCについての知識(治験,SMO,GCPといった言葉)がある程度必要になりますので、「あ、あんまり分かって無いかも・・・」という方は、まずは『CRCとは?』をお読み頂くと理解がスムーズです。

CRCの所属先は大きく分けて「SMO企業」と、病院やクリニックなどの「医療機関」の2つに分類されます。CRCとは、一般的にはSMO企業に所属している方を指します。医療機関に所属しているCRCのことを「院内CRC」と言いますが、治験業務未経験の方が院内CRCになれるケースはほとんど無いに等しいので、当ページではSMO企業を目指す前提で話を進めます。

もくじ

CRCになるために必要な条件・経験は?

CRCは誰もが目指せるわけではありません。未経験CRCの求人で、良く見受けられる応募要件から2つの必須条件が浮かび上がってきます。

  • 医療系の国家資格を持っていること
  • 臨床経験が2年以上あること ※3年以上あると望ましい

ただし、医療系国家資格だったら何でも良いのか?というと、そういう訳ではありません。参考までに、未経験CRCの方を資格取得者数順に並べてみました。

看護師(保健師) > 薬剤師 > 臨床検査技師 > 臨床心理士 > 臨床工学技士,管理栄養士 > 診療放射線技師,理学療法士,作業療法士

資格毎に、活かせる経験をまとめた表も用意しましたのでご覧ください。

資格 その資格保持者のどこに需要があるのか
看護師(保健師) 医師と患者とのコミュニケーションが豊富である点。
薬剤師 薬剤の知識が豊富である点。
臨床検査技師 血液検査結果が読める点、検体処理が出来る点
臨床心理士 患者様とのカウンセリング経験、精神疾患の知識がある点。
臨床工学技士 透析に関する知識や経験、カルテ判読、医師とのやりとりの経験がある点。
管理栄養士 カルテ判読、栄養指導における患者様との対応、NST時の医療従事者との連携してきた点。
診療放射線技師 カルテ判読、医師や医療従事者とのやりとりの経験がある点。
理学療法士
作業療法士

上記資格に加え、3年以上の臨床現場経験があると、SMOのほとんどの未経験CRCの募集に応募することができます。臨床経験2年ですと、応募可能な求人数はその半分程度です。
※管理栄養士については、「臨床経験」を「栄養指導」または「特定保健指導」の経験に読み替えて下さい。

さらに現在の年齢によって選考の難易度が変わったりもします。

なぜCRCとして活躍しているは看護師、薬剤師、検査技師が多いの?

この3つの医療系資格を持っている方には、ひとつ共通点があります。それは、今まで臨床現場で経験してきた業務や知識が、「CRCの仕事に直結したものが多い」こと。そのため、CRC未経験であっても、より早くCRCの仕事内容を理解し、業務に慣れることができるので、即戦力になりやすいのです。

また、実際に今まで多くの看護師、薬剤師、臨床検査技師の方々が未経験からCRCとしてひとり立ちし、活躍してきた実績があるため、採用する企業側もこの3つの医療系資格を持った方の「評価が高く」、積極的に採用したいと考えていることから、求人数も自然と多くなっています。

工学技士、放射線技師、理学療法士・作業療法士さんも、こんな経験があればCRCになれる可能性アリ!

臨床工学技士・放射線技師・理学療法士・作業療法士のみなさんも、病院やクリニックなどの臨床現場で働き「医師とのやりとり」や「カルテの判読」などご経験をお持ちであれば、充分に未経験からCRCを目指すことが可能です。

特に臨床工学技士の方は、これからCRCとしてニーズが高まる可能性が!その理由は、近年「透析に関する治験」が増加しているからです。臨床工学技士として透析に携わり、患者さんの応対をしてきた経験や業務知識は、透析薬の治験を担当する際になによりも強みになります。

現在、日本の透析患者数は約32万人(※1)を超え、今もなお増え続けており、それに比例して透析薬の治験も増加することが見込まれています。臨床現場で働く、という道ももちろんですが、未来の患者さんを救うことができる点に魅力を感じる臨床工学技士さんは、CRCへの挑戦もぜひ視野に入れてみてください。

※一般社団法人 日本透析医学会 統計調査委員会
わが国の慢性透析療法の現況 2015年12月31日現在より:http://docs.jsdt.or.jp/overview/index.html

エリア(都道府県)毎に、応募できるSMO数に大きな違いがあります

希望されている勤務地はどこですか?

全国展開している大手SMOもあれば、地場で頑張っているSMOもあります。エリアによって応募できるSMOの数が大きく変わりますので、表にまとめてみました。タイミングや資格により、応募可能な社数が変わりますので、その点はご留意ください。

応募可能SMO数 エリア
9社以上 東京埼玉神奈川千葉大阪
5~8社 北海道宮城愛知福岡
3~4社 岩手群馬栃木茨城新潟長野富山石川兵庫広島熊本鹿児島
2社 福島山梨静岡岐阜京都岡山鳥取島根香川愛媛長崎宮崎沖縄
1社 青森秋田三重滋賀奈良和歌山徳島高知大分佐賀

医療系資格を持っていない方には厳しい現実

ここまで、医療系資格を持っている方向けに伝え致しました。他方、資格を持っていない場合は、CRCを目指すことが無理なのでしょうか?結論から申し上げますと、大変厳しいと言わざるをえません。

資格は無くてもCRCへの転職が可能な方は、以下の2職種を経験されている方にほぼ限られます。

  • 臨床開発モニター(CRA)経験
  • MR経験

CRAは、CRCと同じ治験業界の職種で、所属先は製薬企業(製薬メーカー)または、CRO(医薬品開発業務受託機関)になります。(詳細は「CRAとは」を参照)
治験の法律(GCP)についての知識があるため、CRA経験がある方は、CRC業務未経験者の中では、実はどの資格所持者よりも選考に有利です。

MRについては、薬の知識やビジネスマナー、PC操作といった、CRCとして働く上では欠かせない素養はありますが、臨床経験が無いため検査値やカルテの判読など、CRCに必要な部分が欠けている点が選考の際に不利に働きます。
また、年収面でもMR(600~700万円)とCRC(350~400万円)を比較すると半減近いダウンになってしまうため、それが理由でCRCを諦める方がMRでは多いです。ただ、それでも良いからCRCになりたい、という人ももちろんいます。

資格が無く、且つ以下の2職種の経験が無い方については、CRCJOBが知る限りでは1社(東京、大阪、福岡で募集中)のみとなっております。

無資格・未経験から挑戦できるCRC求人

医療系資格の養成所に通い直し、資格取得後、臨床経験を積んでからCRCにチャレンジする、という道もあるかと思いますが、時間も費用もかかるため現実的では無いですね。

「未経験」の募集であるがゆえに、若い人ほど採用されやすい傾向あり

治験業界未経験の方で、CRCへの転職に成功された方の90%が35歳以下、残りの10%が36歳以上。
※CRCJOBの転職支援実績より。

このように未経験からCRCにチャレンジするのであれば『35歳まで』がひとつの目安となります。それを踏まえた上で、20代・30代・40代以上の年齢別に転職の実情についてお伝えします。

20代で臨床経験3年以上あると選考に有利!

20代で臨床経験が3年以上あれば、未経験CRCの中でも選考がとても特にスムーズに進められるでしょう。ただし、以下に該当する方は注意が必要です。

  • 転職回数が多い
  • 臨床経験不足(「応募時点」で、募集要件の臨床経験●年を満たしていない)

転職回数については、特別な理由(倒産などの会社都合による退職など)がなければ2回程度までが許容範囲としているSMOが多いため、これを超えると選考のハードルが上がります。採用担当者様から退職理由についても必ずセットで質問されるため、シッカリと答えられるように準備をすることが大事です。

臨床経験不足については、『応募時点』で応募要件の臨床経験年数を満たしているかをシッカリと確認をしましょう。あくまでも『応募時点』で要件を満たしているかどうかが重要です。入社する頃には臨床経験が3年になるから問題ない、ということにはなりませんのでご注意を!

30代は35歳までが勝負!それを超えると厳しい・・・

年齢で言うと35歳までが、治験業界未経験からCRCになるための一つの目安となります。35歳まででしたら、上記20代と同じように選考はスムーズに進められますが、35歳を超えてくると一気にハードルが上がる傾向があります。

35歳を超えるとハードルが上がる理由

未経験CRCに限らず、転職市場では一般的に、『転職するなら35歳まで』という格言めいたものがあります。あくまでもイメージの問題なのですが、一般的には30歳を超えてくると、それなりの地位(部下を持ち、教育したり)が備わっている年代です。今までの経験・収入を捨ててまで、未経験の別職種に飛び込む理由、覚悟はあるのか。それを問われ始めるのが35歳位である、ということです。

また、採用活動は他の候補者も平行して動いています。企業は同じ治験業界未経験なら、若い人を求める傾向があります。30代も真ん中を超えてくると他の若い候補者と天秤にかけられことも多く、比較されると弱い、ということも言えます。

35歳を超えたらCRCの道を諦めた方が良いのか?

全体の成功事例としては少数派ですが、CRCJOBでは36~39歳の方を転職成功に導いた実績はあります。この年代の方で、転職を成功させるためのポイントは2つ。

  • 緊急度が高い求人(急募)
  • 応募者が集まりづらいエリア

急な退職者が出て急ぎで働いてくれる人が必要だ!というスピード勝負のケースでは、すぐに動ける方が内定を獲得しています。36~39歳の方だとこのパターンが多いです。

また、応募が少なく、選考のハードルが下がっているエリアもあります。現在は静岡、愛知、岡山、高松、広島が該当しており、通勤可能な方は狙い目ですね。これらのエリアには通えない人の中でも、転居をしてまでCRCを目指される方もいらっしゃいますので、CRCへの思いが強い方は転居についてもご検討ください。

40歳を超えると、治験業界未経験でのCRCへの道は大変厳しい

40歳を超えてくると、選考のハードルはまた一段と上がります。「直属の上司が年下になる場合がほとんどで、指揮命令をしにくい。」という問題が新たに加わるためです。

CRCJOBでは過去に40代後半の方の転職成功事例がいくつかありますが、「応募先SMO内の社員と人脈があった」「治験業界の経験があった」など、いずれにしても間接的にでも治験業界との関りがある方に限定されます。当てはまらない方については、残念ですがほとんど門戸が開かれていないと認識頂くのが賢明です。

CRC専任のコンサルタントによるアドバイスページに、40代以上を対象とした詳細記事も併せてご覧ください。

CRC未経験で40代以上からの転職ができる可能性

ひとりで準備できますか?応募書類・面接対策について知ってほしいこと

応募時・応募後の「選考」のシーンに話を移します。

自分ひとりの力で転職活動(自己応募)を進めている場合、SMO企業の採用担当者様が応募書類のどこに着目をしているのか、または面接で、合否の判断で重要視されるポイントは何か、何をどう対策したら良いのかわからない状態だと思います。特に未経験の業務に飛び込もうとしている場合、今までの経験をアピールするだけでは全く足りません。CRCという仕事に対する理解や、なぜ今の職場を離れてまでCRCになりたいのか、などなど・・・例えその問いに対する答えを自分なりに用意できていたとしても、それが正しいのか(採用担当者様が納得できるか)を判断できますか?

転職の成功も失敗も、多くの事例を見てきたCRCJOBはそれらがノウハウとして溜まっているので、ツボを押さえた適格なアドバイスができます。転職するなら絶対に失敗したくない、と思うところでしょう・・・であれば!『対策』が可能なCRCJOBのアドバイザーにご相談頂くのが賢明です。

治験業界未経験の方がCRCになる方法をまとめてみました

  1. まずは医療系の資格を取得し、
  2. 臨床経験を2年以上積み、
  3. ノウハウのある転職アドバイザー相談する

CRCJOBは特に、臨床経験がある方を対象として、CRCへのキャリアチェンジを成功させることを得意としており、『対策』を丁寧に行うことで大勢の方の転職をご支援させて頂いています。
※実際にCRCとして働いていた経験のある転職アドバイザーがいることもCRCJOBの強みです。

転職の相談をされる方は、「まだ転職を考え始めた段階で、CRCに興味がある」といったCRCに興味を持った段階の方や、「1年、半年先をメドに転職を考えている」という具合に長期スパンでの転職をお考えの方、「次が決まったら現職を辞めたい」「離職してしまったのですぐにでも」という現在進行形で転職活動をされている方など、相談内容は様々です。

CRCJOBの転職アドバイザーが親身になって丁寧にサポート致しますので、お気軽にご相談ください。

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